北国ゲーセン店員のゲームライフ

最近めったに雪の降らない北国のゲームセンターからご報告差し上げます。

苦手なデッキを触る(スタンダード):エスパースタックス:②

※最初はこちらから

redstar-839.hatenablog.com

 

~使用感について~

結論から言って、現スタン環境でこのリストは弱すぎる。

 

過去のリストを若干変更しつつ、独自解釈を加えた自己流デッキと言えば聞こえはいいが、所詮は完成されたデッキに余計な混ぜ物をしたにすぎない。

熟練デッキメイカーであれば「こんなの運よくハマれば強いだけ」というものにすぎないだろう。

主な原因は以下3つ。

 

①横並びに弱い

何と言っても横並びするデッキに極端に弱い。それもそのはずで、初手は「星原の神秘家」を出してできるだけ早くに軽くなった「海のお告げ」や「ケイヤの誓い」、「金の卵」を置きつつ、「預言された壊滅」で相手の動きを封じることを主眼に置いているのだから、横並びにされてしまえば「予言された壊滅」を置いて、相手戦場更地にして、こちらの準備を整える前に、自分が壊滅してしまうのである。

本末転倒である。

 

②マリガン率が高い

わかりきっているが、3色デッキなので土地で事故がおこればその時点で終わりである。さらにキーカードがなければマリガンせざる得ない。

理想としては、「星原の神秘家」「テフェリー」「神のお告げ」「ケイヤの誓い」「各種色土地」とくれば、手札の補充と単体除去、インスタント妨害ができて有利に進められる。

少なくとも神秘家、土地3枚、が確定しなければ、ただの置物を置いているだけのデッキになるのだ。

 

③除去札少ない

コントロールデッキの体裁をなしているはずなのに、除去札が「予言」と「介入」だけなのがどうかんがえてもおかしい。

辛うじて「残忍な騎士」がいるものの、横に並べられれば単体除去はもはやマナリソースを喰う邪魔者でしかない。

 

~修正リスト~

以上の3つを念頭に置いて考えるならば、

  1. 横並びに負けない展開性の確保
  2. 手札に少ないマナの確保手段
  3. 除去力強化

ができればいいのである。

 

星原の神秘家*4
巧妙な工作員、アリーラ*2

(クリーチャー:6)

レティス誕生*4
海の神のお告げ*4
太陽の神のお告げ*4
払拭の光*2
ケイヤの誓い*3
空の粉砕*2
屋敷の踊り*3
予言された壊滅*4
時を解す者、テフェリー*3
悪夢の詩神、アショク*2

(呪文:28 内PW:5)

平地*4
島*2
沼*2
神聖なる泉*4
神なき神殿*4
湿った墓*4
寓話の小道*2
アーデンベイル城*1

(土地:23)

 

全体除去を足し、単体除去を「ケイヤの誓い」と「払拭の光」に当てる。

アリーラが場に出ていれば、エンチャントでフェアリートークンを出しつつ除去、展開という流れだ。

本当であればアリーラを「太陽の恵みの執政官」にするべきである。

1/1のフェアリーよりも、2/2で絆魂、飛行が付く馬が出るのだからなお強い。

ではなぜ残すかといえば、サイドボードに「願い爪のタリスマン」を採用しているからだ。

「太陽の恵みの執政官」はAFでトークンを出せないので、あえて残してみた。

 

残す価値は本来ないが

 

とりあえずの改良案として整えた感じにはなったと思う。

今度はこれで実践を重ねようと思う。

結果はまた後日。